May 01, 2022 16:08 Asia/Tokyo

ロシアは、ウクライナ軍が同国南部の都市ヘルソンを砲撃し、市民ら数人が死傷している、としました。

ロシア・RIAノーボスチ通信によりますと、ロシア国防省は、ウクライナ軍がヘルソンの周辺にある2つの村で、学校1校、一つの幼児園や墓地を砲撃したとして非難しました。

ロシアは、これまでに既に、ウクライナ東部ドンバス地域の第2の都市ヘルソンや、戦略的な港湾都市マリウポリの大部分を制圧しており、現在マリウポリの製鉄所にはウクライナ軍およそ2000人と民間人100人が立てこもり、ロシア軍への抵抗を続けています。

この製鉄所からの民間人退去に向けた協議は、国連の仲介により継続されており、様々な報道から、過去24時間以内に民間人20人がこの工場を退去していることが判明しています。

アメリカを初めとする西側諸国はこの数年、ウクライナ政府に対し、軍事・金融面での大規模な支援を行っており、ロシアとウクライナの間の衝突が勃発してからも、この支援とともにウクライナに傭兵も派遣しています。

ロシアは、これまで再三にわたり、ウクライナの武装化や、ウクライナ軍による同国東部のロシア系住民への攻撃や人権侵害が無視されていることについて、西側諸国に対し警告しています。

 


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