世界市場で、原油価格が上昇
6月 04, 2022 18:39 Asia/Tokyo
世界市場での4日土曜の取引で、原油価格が上昇しています。
IRIB通信によりますと、原油価格をリアルタイムで提示するサイト・https://oilprice.comの発表では、米ニューヨーク取引所で7月渡しの米産軽油WTIが2ドル上昇して、1バレル118ドル87セントに達しました。
また、7月渡しのヨーロッパ産主要銘柄の北海ブレントが2.11ドル(1.79%)高く、1バレル119ドル72セントとなっています。
しかし、同月渡し分のOPEC石油輸出国機構バスケット価格は、2ドル45セント、すなわち約2.09%低下し、1バレル114ドル62セントで取引されています。
こうした中、ロシアの産油量は、西側の対ロシア制裁により、1日あたり約100万バレル減少し、このことから原油の国際価格は上昇する見通しです。
なお、今月2日に実施されたOPEC及びそれ以外の産油国が構成するOPECプラスの会合において、これらの各国の石油大臣は、今年7月と8月に1日あたりの産油量を64万8,000バレル増やすことで合意しました。