米イリノイ州のナイトクラブで銃撃により6人死傷、米で今年263件目の銃乱射
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米イリノイ州のナイトクラブでの銃撃
米インディアナ州北部ゲーリーのナイトクラブで12日日曜未明に銃撃事件があり、警察によると2人が死亡、4人が負傷しました。
CNNがゲーリー警察の発表として報じたところによりますと、死亡したのは34歳の男性と26歳の女性だったということです。
また負傷した4人のうち1人は重体となっており、残る3人は命に別条はないとみられています。
今回の事件については、同警察の殺人課が捜査にあたっています。
米国内の銃撃事件のデータを収集している非営利団体「ガン・バイオレンス・アーカイブ(GVA)」によりますと、今年に入って米国内で発生した銃乱射事件はこれで263件目となりました。
ゲーリーはインディアナ州レイク郡の都市で、イリノイ州シカゴから約40キロ南東に位置しています。
公式統計によりますと、米国内にはおよそ2億7000万から3億丁の銃器が出回っています。これは国民一人当たりほぼ1丁の武器を持っている計算になります。
全米各地では、武器携帯が自由であるために毎日のように銃犯罪が起こっており、その大半で死者が出ています。しかし、銃ロビー団体の力が非常に強いことから、米議会は武器所有を制限するには至っていません。
アメリカで最近、武器製造業者ロビーの圧力やホワイトハウス当局者の軽視を背景に、集団銃撃事件や銃暴力が頻発し、その犠牲者が激増していることから、国内で市民による抗議が高まっています。
このことを裏付ける例として、11日土曜には数万人の米国民らが全米数十か所で抗議行進を行い、銃暴力を規制する法案の可決を求めました。抗議者らは、特に首都ワシントンDCでのものをはじめとしたこれらの集会が、国内の政治指導者らへの明白なメッセージであるとしています。その内容とは「あなた方の消極姿勢がアメリカ人を殺している」というものです。

