地中海で1万人を超える難民が死亡
6月 08, 2016 18:31 Asia/Tokyo
2014年以来、これまでに地中海で死亡した難民の数は1万人を超えています。
フランスの新聞ル・フィガロのインターネットサイトによりますと、国連難民高等弁務官事務所は、7日火曜、「2014年以降、1万人を超える難民が地中海で命を落としており、これは恐ろしい統計だ」と発表しました。
同事務所は、ヨーロッパに渡ろうとした難民の犠牲者の数は、2014年が3500人、2015年が3771人、2016年に入ってからは2814人だと発表しました。
シリア、イラク、アフガニスタン、北アフリカ諸国の人々が、国内の紛争、貧困、情勢不安を逃れるため、よりよい生活を求めて危険に身を投じ、ヨーロッパに移住しています。
無事にヨーロッパに渡った難民の状況もそれほど好ましいものではありません。
一方で、難民の大量流入により、ヨーロッパ諸国では厳しい対策が取られています。
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