露下院、「対日戦勝記念日」への改名法案を否決
6月 22, 2022 20:19 Asia/Tokyo
ロシア下院は、9月3日の第二次世界大戦終結記念日を「軍国主義日本に対する戦勝記念日」に改名する法案を否決しました。
ロシア・スプートニク通信によりますと、この法案はもともと2020年にロシア最大野党の共産党が提出したもので、ウクライナ情勢を背景とした日露関係の悪化から、一部でソビエト時代の対日戦勝記念日の復活を求める声が上がっていました。
1945年9月2日に日本がポツダム宣言受諾による降伏文書に署名したことを受け、当時のソ連は翌3日を対日戦勝記念日としていました。その後のロシアでも引き継がれましたが、2010年以降は「第二次世界大戦終結の日」とされています。
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