Pars Today
再び、イスラム暦モハッラム月がやってきました。
今年もまた、イスラム暦の最初の月であるモハッラム月がめぐってまいりました。この月は、壮大な抵抗運動を人々の記憶に蘇らせるものです。
西暦626年1月11日に当たるイスラム暦4年シャアバーン月3日、メディナでイスラムの預言者ムハンマドの一族に、1人の男の子が授けられました。この男の子こそは、後のシーア派3代目イマーム・ホサインだったのです。今回は、この偉人の生誕日に因み、この偉人の位置づけと美徳についてお話することにいたしましょう。
シーア派3代目イマームホサインの圧制に対する蜂起は、西暦680年、イスラム暦61年モハッラム月10日(アーシュラー)、現在のイラク南部のカルバラで起こりました。この蜂起の背景には、数々の出来事が存在していました。
イスラム暦サファル月20日は、イマームホサインの殉教から40日目のアルバインの日です。イスラム教について詳しい山村邦子さんにお話を伺いましょう。また日本のイスラム教徒、ファーティマ・星野さんは、アルバインの行進に参加し、イラク南部のカルバラの聖地まで歩きました。ラジオ日本語の山口アナウンサーが、この精神性に溢れた経験について、星野さんからお話を伺いました。
現在、世界各地から、何百万人という人々が、イラクのナジャフからカルバラまでのおよそ80キロのアルバインの行進に参加し、世界の人々を驚かせています。これは、シーア派3代目イマーム、ホサインへの敬愛を示しています。
モハッラム月はシーア派3代目イマームホサインの追悼儀式が行われる月です。今回は、イランの文化における追悼、追悼儀式についてお話しすることにいたしましょう。
西暦680年にあたるイスラム暦61年モハッラム月2日、イスラムの預言者ムハンマドの孫で、シーア派3代目イマームであったホサインは、家族や教友たちとともに、現在のイラク南部のカルバラの地に着きました。
今日はシーア派3代目イマーム、ホサインの殉教日です。イマームホサインはイスラムの預言者ムハンマドの孫で、680年にカルバラで殉教しました。