Pars Today
今月21日よりインド・ニューデリーで開催されている第46回世界遺産委員会では、イラン西部ハメダーン州にある古代ペルシア時代の遺跡・エクバタナを中心とした「エクバタナとハメダーンの歴史遺跡群」の世界遺産登録に関して決定が行われることになっています。
ギリシャ出身のソフィア・A・コウトラキ氏は、自身の旅行記『イラン人の間で(Among the Iranians)』において、イランが世界最古の文明を持つ国の一つであり、世界は何世紀にもわたり、他の国々とはまったく違うこの国に魅了され続けていると記しています。
イタリア・レッチェで、同国サレント大学が後援するシンポジウム「シャフレ・スーフテ:歴史となった伝説」が、イランとイタリアから多数の大学・考古学の関係者が参加し開催されました。
イラン西部ケルマーンシャー州は多くの観光名所や憩いの場がありますが、その中心部にはあまり知られていない多くの史跡が存在しています。
イラン北部のセムナーン州には、手付かずの砂漠地帯や美しい森林などの自然のほか、見逃せない歴史的な名所が数多くあります。
ソフィア・A・コウトラキ氏は自身の旅行記の中で、イランでは人々が常に客人に最上のものを用意しようと考えており、年長者や客人への敬意を非常に重要視していると記しています。
イラン文化遺産・観光・手工芸省のシャールバーフィヤーン次官が、「現在、世界人口の半数がイランへ査証なしで旅行できるようになっている」と述べました。
イラン南西部シュ―シュ(スーサ)にある神秘的な古代の礼拝所は、チョガーザンビールのジッグラト(古代メソポタミアにおいて、日干煉瓦で築かれた階段ピラミッド状の聖塔もしくは神殿)として知られ、3000 年以上前に建てられました。
イラン中部イスファハーンは、神への信仰を持つあらゆる宗教の人々が観光するのにふさわしい場所です。イスファハーンの各地にユダヤ教の会堂・シナゴーグが存在し、修繕を重ねて現在も維持されていることは、同国が国内の宗教的少数派の自由に向ける配慮の表れと言えます。
エラム庭園は、他では見られないイランの優れた歴史的庭園のひとつであり、イラン南部ファールス州の中心都市シーラーズにある庭園の中でも代表的なものです。