Pars Today
イラン西部ケルマーンシャー州にあるサーサーン朝時代の遺跡群において、イラン文化圏の春の新年ノウルーズの祝祭儀式が実施されました。
イランおよびイラン文化圏では、日本の春分ごろに当たる日が春の新年とされ、ペルシャ語で「新しい日」を意味するノウルーズと呼ばれ、古くからの色々な慣習が実施されています。
イランで同国独自の太陽暦が春の新年ノウルーズの到来を示す中、人々が年末の日々を迎えています。
毎年、イランでは春の新年が近づき、古式ゆかしいノウルーズの到来に伴い、ノウルーズの伝統と儀式が忘却されることなく今後も守られるよう、ノウルーズ関連の展示会や祭礼が開催されます。
イラン西部コルデスターン州のチャシュミーダル村の人々は、イラン暦1月1日に当たる春の到来まで残り1ヶ月をきった中、クルド民族独自の音楽を演奏するなど伝統的な行事を行うことで、ノウルーズと呼ばれるイランの春の新年を祝います。
イラン西部ロレスターン州ブルージェルド市にて、伝統工芸見本市が開催されており、エナメル細工や、木彫刻、人形製作、地元のロル族の民族衣装などが公開されています。
シャベ・ヤルダーは、イラン暦で冬至の日の夜を指し、人々は古くからの習慣で、毎年この夜を思い出に残るように趣向をこらして祝います。
イラン北西部アルダビール州のシャーフサヴァン族は、国内で3番目に規模の大きい部族とされ、毎年初秋にこのシーズンの移動を開始します。
イラン西部フーラーマーン(別名ウーラーマーナート)地区の文化的景観が、ユネスコ世界遺産に登録されました。
今回は前回に続き、イラン南東部スィースターン・バルーチェスターンにスポットを当てたいと思います。