Pars Today
アメリカでは、過去2週間にエネルギー移送価格が値上がりし、14日月曜は再びガソリンの国内価格が上昇しました。
アメリカ国民が、国内各地のガソリンスタンドにバイデン大統領のステッカーを貼付し、燃料価格の上昇に対する抗議と不安を表しました。
米国のガソリン価格は7日時点で1ガロン(約3.8リットル)・平均4.14ドルと過去最高を更新しました。
8日火曜の原油価格は、前日の反動から下落しています。しかし、天然ガスは、ロシアが欧州向けの供給停止に言及したことで一時30%超急騰しました。
アメリカ国内で、ガソリンの平均価格は1ガロン(約1.45リットル)当たり4ドル近くに達し、2008年以来の最高値を記録しました。
アメリカ国内で日増しにガソリン価格が上昇していることに、懸念が強まっています。
今週のレギュラーガソリンの小売価格は全国平均で1リットル・172円と、7週連続で上昇しています。鹿児島県では180.4円と全国最高値を記録しました。
名古屋市南区の郵便局で男が、ガソリンのような液体をまいて立ち去ったと警察などに通報がありました。
日本の経済産業省は16日、ガソリンなどの価格上昇を抑制するために行っている石油元売り各社への補助金について、17日から23日の期間も上限の1リットル当たり5円を継続すると発表しました。
萩生田経産相は25日火曜の閣議後の記者会見で、24日時点のガソリン全国平均価格が170円を超える見通しを示し、燃料価格抑制のため補助金支給などの対策を発動すると発表しました。