米国内で、ガソリン価格上昇への懸念高まる
(last modified Sun, 06 Mar 2022 11:16:54 GMT )
3月 06, 2022 20:16 Asia/Tokyo

アメリカ国内で日増しにガソリン価格が上昇していることに、懸念が強まっています。

米CNNによりますと、アメリカでのガソリンの平均価格は1ガロン(約1・45リットル)あたり数セントから4ドルまでと開きがあるものの、専門家らは今後数日以内にこの差が埋まるだろう、と予測しています。

同国カリフォルニア州では、ガソリン価格は現在すでに平均で5ドルを突破しています。

同州ロサンゼルスの一部のガソリンスタンドの状況はさらに深刻で、市民はレギュラーガソリン1ガロンを購入するのに6.95ドル、ハイオクガソリンには7.55ドルを支払っています。

ここで注目すべき点として、ロシアがウクライナで特殊軍事作戦を開始して以来、アメリカではガソリン価格が37セント、さらにこの2日間では19セント上昇したことが挙げられます。

なお、日本ではレギュラーガソリンは1.2円上昇して1リットル当たり170.1円、ハイオクが1.2円高の181円、灯油は18.6円高の1950.2円となっています。

これに先立ち、ロシアの国際問題アナリストのエレナ・スポニーナ氏は、ウクライナでのロシアの特別軍事作戦の結果について、「対ロシア制裁は両刃の剣のようなものであり、ロシアおよび欧米の双方にとっての脅威となる」と述べました。

 


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