Pars Today
イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、一部ヨーロッパ諸国で行われたイスラムの聖典コーランへの侮辱に反応して、「表現の自由をスローガンにしたコーランへの狂気じみた侮辱行為は、この攻撃の標的がイスラム教の原理としてのコーランにあることを示している」と述べました。
パレスチナ・インティファーダ支援国際会議(International Conference on Palestinian Intifada)の常設事務局が、イスラムの聖典コーランへの侮辱は人種差別の明確な例だとしました。
スウェーデンやオランダで、政府当局の許可を得てイスラムへの侮辱が行われたことについて、イエメン市民が抗議しました。
デンマーク系スウェーデンの極右政治家ラスモン・パルダン氏がイスラムの聖典コーランを侮辱してから3日もたたないうちに、あるオランダ市民が同国ハーグ市長 (国際司法裁判所の本部の所在地) の許可を得て同様の凶悪な行為に走り、コーランに火をつけました。
スウェーデンの過激派集団がイスラム教の聖典コーランを焼却したことをうけ、イスラム諸国政府やその国民から反発の声があがっています。
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、スウェーデンのビルストロム外相との電話会談で、「ヨーロッパ諸国はテロとの戦いでイランイスラム革命防衛隊に負うところが大きい」とし、「わが国の革命防衛隊は欧州各国の首都をテロ組織ISISの攻撃の危険から救済した」と語りました。
一部の欧州当局者の内政干渉的な発言を受けて、イラン外務省は2023年上半期のEU理事会議長国を務めるスウェーデンの大使を呼び出しました。
スウェーデンで、人種差別が増加しています。
日本・スウェーデン両政府は、防衛装備品の輸入・輸出を円滑に実施するための「防衛装備品・技術移転協定」に署名しました。
スウェーデンで収監中のイラン国民、ハミード・ヌーリー氏の子息が、父ヌーリー氏の心身状態の悪化について刑務所が調査を行っていないとしました。