Pars Today
イランのライースィー大統領が、「イランの地は、これまでの千数百年間の歴史を通じて他には見られない才能を持つ偉人たちを生み、彼らは、人類の芸術や思想において最も重要となる傑作を生み出した」としました。
偉大な英雄叙事詩人フェルドウスィーは、イラン文学において非常に大きな役割を果たしました。この詩人は、英雄叙事詩・シャーナーメ(「王書」)という偉大な著作を著すことで、純粋なペルシャ語の維持・伝承に努めたのです。
イランにはナッガーリーと呼ばれる、日本の語り部や講談に似た芸能があります。ナッガーリーは、英雄譚などの詩で書かれた文学や歴史を、動きを加えた舞台形式で表現しており、世界的に知られています。
今年5月15日月曜は、イラン暦でオルディーベヘシュト月25日にあたり、この日はペルシャ語を守る日、そしてイランの英雄叙事詩人、ハキーム・アボルガーセム・フェルドウスィ―の記念日となっています。
フェルドウスィー廟は、イラン北東部の中心都市マシュハドから20km離れたトゥース市にあります。 この建物は、アケメネス朝時代の建築から着想を得て、フーシャング・セイーフーン氏によって設計および再建されました。
イランが誇る英雄叙事詩人フェルドウスィー(940~1020)は、本名をハキーム・アボルガーセム・フェルドウスィ―と称し、現在のイラン北東部の町トゥースに生まれました。
イラン文化圏の春の新年ノウルーズに合わせて、同国北東部マシュハドにある大詩人フェルドウスィーの墓廟で、ノウルーズの祭礼が実施されました。
相川一俊・駐イラン日本大使が、イランの大詩人・フェルドウスィーの霊廟を訪問し、「偉大なフェルドウスィーの詩作品は、イランの国家基盤を強化し、同国の人々の英雄的で勇敢な精神を高めた」と語りました。
イランの詩人フェルドウスィーの偉大な文学作品である長編英雄叙事詩・シャーナーメの編纂1010周年を記念した演劇が、ブルガリアの首都ソフィアにある国立文化宮殿で上演されました。