Pars Today
ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカが加盟するBRICSの首脳会議が、今年8月、南アフリカで開催される予定です。
南アフリカのパンドール外相は、イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相との電話会談で、南アのラマポーザ大統領がイランのライースィー大統領に送付した公式招待状に言及し、BRICS・新興経済国首脳会議へのイラン大統領の参加を強調しました。
ジャラーリー駐露イラン大使は、「世界経済の将来は、BRICSのものとなるだろう」とし、「BRICS諸国は将来的に、米ドルから独立した外貨を保有する事になるだろう」と語りました。
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、アメリカおよびその同盟国の一部に向けたかたちで、「我が国を孤立させる政策は失敗した」と述べました。
南アフリカでこのたび開かれたBRICS外相会議では、世界秩序の見直しと西側諸国から距離を置くことが求められました。
BRICSは、著しい経済発展を遂げた中国、ロシア、インド、ブラジルの4ヶ国(Brazil, Russia, India, China )の頭文字をとったもので、これらの国を原加盟国として2001年に結成された経済ブロックです。
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、南アフリカ・ケープタウンでのBRICS外相会議の傍らで、ロシア、サウジアラビア、インド、ブラジル、アラブ首長国連邦、南アフリカ、コモロの外相らと会談しました。
キューバのミゲル・ディアスカネル大統領が、「経済新興国グループ・BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)は、米国主導の「完全に不公平な」国際経済システムや、世界経済を完全にコントロールする同国政府の覇権主義政策に代わる、重要な選択肢である」としました。
イラン外務省の経済外交担当次官が、「我が国はBRICSに加わる用意がある」と述べました。
中国の環球時報(グローバルタイムズ)紙は、米国が自国のドル通貨と決済システムを世界において乱用したために、国際貿易でドル離れが進んでいると報じました。