イラン外務省報道官が、外相の訪日について説明
8月 07, 2023 20:16 Asia/Tokyo
イラン外務省のキャンアーニー報道官は、アミールアブドッラーヒヤーン外相の今回の日本訪問について、「我々は日本と、課題を共有しているほか多くの分野で協力を行っている。これは、アジア諸国との交流拡大という現政府の政策に沿ったものである」と述べました。
キャンアーニー報道官は7日月曜の記者会見において、日本で凍結されているイラン資産について、「我々は、イランが様々な国に求めている自国資産の(凍結解除という)問題を追究しており、この先も追究する。日本についても、様々なレベルでこの問題が提起されている。昨年の国連総会に合わせて米ニューヨークで行われたイラン大統領と日本の首相との会談においても、この問題は議論された」と述べました。
続けて、「日本政府は、イランに対する負債を支払う用意がありその実現に向けて努力していると、繰り返し述べている」としました。
キャンアーニー報道官はこのほかにも、「イランとBRICS、パートナーシップと協力の展望」と題する会議が8日火曜にテヘランで開催されると発表しました。
さらに、「我々は、核合意をめぐる協議に向けたあらゆる機会を、外交という手段に沿って、関係国を核合意へ復帰させるために活用するつもりである」と説明しました。
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