Pars Today
イランのライースィー大統領は、イランのSCO・上海協力機構への加盟が、アジアのインフラ協力の基盤を打ち立てたとし、経済新興国グループ・BRICSへの加盟に意欲を示しました。
暴露されたアメリカの機密情報から、パキスタン、エジプト、インド、ブラジルなど発展途上国がアメリカから乖離しつつあることが明らかになっています。
ブラジルのルラ大統領が、BRICS新興5カ国間の貿易決済に使う共通通貨の創設を支持する考えを示しました。
元駐ロシア米大使のジョン・サリバン氏が、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカで構成されるBRICSが独自の共通通貨を導入した場合、米ドルの地位に取って代わると述べました。
ブラジルのビエイラ外相は、同国とロシア、インド、中国、南アフリカで構成する新興5カ国グループ「BRICS」の拡大について、「現在の加盟国間で議論されているが、まだ見解の一致に達していない」と語りました。
世界銀行が出した最新の報告によると、ブラジル・ロシア・インド・中国・南アフリカで構成されるBRICS新興経済国が、世界の経済成長率に占める割合において、G7・主要7カ国を上回りました。
米国の経済学者が、BRICS諸国間の取引からドルが排除された場合、ドルの世界的覇権が損なわれるとして警告しました。
アジア諸国が米ドルやその他の主要な西側通貨への依存を減らすべく、「アジア通貨基金」の設立を提案しており、これは世界におけるドル覇権の打破に向けた重要なステップとなる可能性があります。
南アフリカのパンドール外相は、世界経済への米ドル支配に対する懸念を表明し、他の通貨に注目する必要がある、としました。
ブラジルの次期大統領に内定しているルラ氏と、ロシアのプーチン大統領が電話会談を行い、両国と中・印・南アフリカが参加する経済協力枠組み「BRICS」を強化していく方針で一致しました。