東アジア情勢緊迫の中、米と同盟国が軍事演習実施

東アジア情勢が緊迫する中、アメリカがインドネシアやその他同盟国とともに軍事演習を実施したことが伝えられています。

軍事情報サイト「ディフェンス・ポスト」によりますと、米軍とインドネシア軍は１日月曜、２週間にわたる数千人規模の軍事演習を開始しました。アメリカはこの演習の目的を、「自由なアジア太平洋を守るための地域協力の推進」だと主張しています。

この演習は、インドネシア西部のスマトラ島や、その東方に広がりシンガポール・マレーシアに近いリアウ諸島で行われています。

演習には少なくとも４０００人の米兵とインドネシア兵が参加し、ほかにもオーストラリア、シンガポール、日本が初めてこの演習に加わるとされています。

インドネシアのある当局者は、「この演習の開会式は３日水曜、全参加国が出席して開催される」と明かしました。また、カナダ、フランス、インド、マレーシア、韓国、パプアニューギニア、東ティモール、イギリスが、オブザーバー国として参加するということです。

アメリカはここ数年、日本や韓国といった中国・北朝鮮の周辺諸国、太平洋地域のオーストラリア、南アジアのインドといった諸国と同盟強化を進めています。

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