Pars Today

中国・四川省で猛暑による計画停電のため、トヨタ自動車を含む多くの工場が操業停止に追い込まれました。

ロイター通信が１６日火曜、東京から報じたところによりますと、トヨタ自動車は同日、「電力不足を巡り地元政府から指導を受けたため、中国四川省成都にある工場の稼働を今月２０日まで停止する」と明らかにしました。

中国内陸部の四川省や重慶市などでは連日40度を超える猛暑となり、需要が急増した家庭用電力を確保するため、地元当局は、今月15日から20日までの間、電力消費量の多い企業を対象に、工場の生産を停止するよう通知しています。

中国メディアなどによりますと、稼働を一時停止する工場には、成都市にあるトヨタ自動車の工場や、アメリカのApple製品を生産する工場も含まれるということです。

四川省などでは、降雨量の大幅な減少から水力発電による発電量が不足しており、計画停電が長期化すれば中国経済を下押しする懸念もあるとされています。

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