台湾、「中国軍が、侵入の際の自衛権あり」
8月 31, 2022 21:25 Asia/Tokyo
台湾が、「中国軍が我々の領土に侵入した場合も、台湾政府は自衛権を有している」と表明しました。
中国政府は、台湾を「一つの中国」の一部と見なしており、この地域の分離を目指すあらゆる動きに強い反発を示しています。
中国は、アメリカ当局者の台湾訪問を受け、地域での大規模な演習を行っています。
アメリカ政府は最近、数千億ドルの軍事予算案に署名し、そのかなりの部分が中国に対抗し、台湾を支援するために割り当てられました。
ロイター通信によりますと、台湾軍本部作戦計画副局長は31日水曜、「もし[外国の]航空機や艦隊が12海里までの台湾に侵入すれば、台湾軍は例外なく、自らを防衛する権利を行使する」と述べました。
続けて、「これは、台湾の領土から離れるようにされた警告を無視する中国の無人機にも当てはまる」としました。
中国は、アメリカの敵対的政策が東アジアにおける緊張増大の原因であると考えており、これらの緊張を引き起こすような行動を止めるよう同国に求めている。
中国政府はアメリカに対し、台湾をめぐって妥協することはなく、台湾でのいかなる煽動的な行動にも断固として対応すると繰り返し警告してきた。