北朝鮮、「ミサイル実験は米の脅威からの自国防衛」
10月 09, 2022 18:12 Asia/Tokyo
北朝鮮航空機関の報道官が、「わが国のミサイル実験は、アメリカからの『直接的な軍事脅威』から自国を守ることを目的とした『事前計画された通常措置』に過ぎない」と表明しました。
北朝鮮は過去12日間に6回のミサイル実験を実施し、その最新のものは日本の上空を通過しました。
北朝鮮政府によれば、この行動は国家防衛および、増大するアメリカの脅威への対処が目的であり、他国を攻撃するためのものではない。これにより、アメリカとこれに同盟する地域の国 (韓国と日本) が同じような口実で、軍事演習を行うことになった、ということです。
ロシアのニュース局ロシアトゥデイによりますと、北朝鮮空機関の報道官は匿名で、「米国は、ICAO国際民間航空機関の政治化を含め、北朝鮮の自衛権獲得を阻止するためにあらゆる手段に訴えている」としました。
そして、複数の安保理決議に違反し、地域だけでなく国際社会全体に脅威を与えているとして、北朝鮮を非難しているICAOの声明にも触れています。