パキスタンが米大使を呼び出し、バイデン氏の発言に抗議
10月 16, 2022 20:46 Asia/Tokyo
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パキスタンの国旗
パキスタン外務省が15日土曜、同国の核計画の安全性に関するバイデン米大統領の批判的な発言を巡って、パキスタン駐在の米大使を呼び出し、抗議の意を表明しました。
バイデン米大統領は今月13日の演説で、「パキスタンの核兵器庫は何のまとまりもないままである。同国は世界で最も危険な国の一つかもしれない」などと語りました。
IRIB通信が、パキスタン首都イスラマバードから報じたところによりますと、同国外務省は米大使に対し、「パキスタンの核計画が危険なものであるとする、バイデン大統領の発言は容認できない」としました。
パキスタン外務省の声明によれば、同国の核計画は、IAEA国際原子力機関のすべての規定に沿ったものとなっています。
同省はさらに、「パキスタンではなく、最近原子力潜水艦から弾道ミサイルを発射したインドを批判すべきだった」としています。
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