新華社通信、「胡氏の党大会退席は体調不良」
10月 23, 2022 19:37 Asia/Tokyo
中国の胡錦濤前国家主席が出席していた22日土曜の共産党大会閉幕式で突然退席したことについて、同国の国営新華社通信が同日夜、「胡氏が体調不良だった」とツイートしました。
ロイター通信によりますと、新華社通信は英語版公式ツイッターの投稿で、「新華網の記者は、胡錦濤氏がこのところ静養していたにもかかわらず、党大会閉幕式への出席を求めたことを知った」と説明しました。
また、2本目の投稿で「式典中に胡氏の体調が優れなかった際、健康を考え、スタッフが会場の隣の部屋で休ませた。今は(体調は)かなり良くなった」と続けました。
一方、同通信による国内向けの「微博(ウェイボー)」の投稿では、胡氏に関する言及はありませんでした。
胡氏は22日、北京の人民大会堂で行われていた党大会閉幕式を突然退席しましたが、中国国営メディアによる閉幕式報道では、記者が会場に入っている際に起きた今回の退席シーンは伝えられませんでした。
胡氏は、2002年から2012年まで中国共産党の総書記を、さらに2003年から2013年まで国家主席を務めました。現国家主席の習氏は、胡氏の国家主席時代にあたる2008年から2013年に副主席を務めています。
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