朝鮮中央通信「日本は朝鮮総連・在日朝鮮人を弾圧」

北朝鮮の朝鮮中央通信は２０日、日本が在日本朝鮮人総連合会（朝鮮総連）や在日朝鮮人を弾圧していると非難しました。

朝鮮中央通信はこの中で、日本国内の朝鮮学校に通う生徒や、朝鮮総連機関などを対象にした憎悪犯罪（ヘイトクライム）件数が１０件余りに上ると指摘し、日本の北朝鮮敵視政策に起因する計画的かつ組織的な国家犯罪だとしました。

北朝鮮がミサイル発射を活発化させて以降、日本国内の在日朝鮮人に対する憎悪犯罪が増えていることは、日本メディアでも取り上げられています。

先月４日には、東京朝鮮中高級学校の生徒がJR埼京線車内で「お前、朝鮮学校の生徒だろう。日本にミサイルを飛ばすような国が高校無償化とか言っているんじゃねえよ」などと暴言を吐かれ、足を踏まれる暴行を受けたとして、警視庁に被害届を出しました。

こうした事件の増加をうけ、朝鮮学校の教員や支援団体は先月18日、法務省を訪れ、憎悪犯罪の対策などを政府に要請しました。

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