韓国軍のKF-16が墜落
11月 21, 2022 17:03 Asia/Tokyo
韓国空軍のKF-16戦闘機が、エンジンの故障により墜落しました。
韓国のヨンハプ通信によりますと、同国の空軍は、首都ソウルから東方85kmにある京畿道・楊平で20日日曜午後、任務遂行中のKF-16戦闘機がエンジンの故障により墜落したと発表しました。
同機に搭乗していた操縦士は墜落前に緊急脱出しており、韓国空軍は操縦士が無事であると説明しています。
また、「戦闘機墜落にともなう民間被害は報告されていないが確認を進めている」としました。
公式筋によれば、墜落事件を受けて韓国空軍は、墜落原因が特定されるまでこの戦闘機と同型の機体をすべて使用禁止にするとしています。
KF-16は、米ロッキード・マーチン社のF-16を韓国でライセンス生産した機種ですが、今回を含めると8件の墜落事故を起こしており、軍内外ではその安全性が議論されています。