韓国軍KF-16の墜落受け、米韓空中総合訓練が延期
11月 22, 2022 17:10 Asia/Tokyo
米ロッキード・マーチン社のF-16を韓国でライセンス生産したKF-16戦闘機が先日墜落事故を起こしたことを受け、韓国軍は米韓空中総合訓練の延期を発表しました。
韓国首都ソウルから東方85kmにある京畿道・楊平において20日日曜午後、同国軍のKF-16戦闘機が任務遂行中にエンジンの故障により墜落しました。
同機に搭乗していた操縦士は、墜落前に緊急脱出して事なきを得ています。
韓国のヨンハプ通信によりますと、韓国空軍は、21日月曜から予定されていた空中総合訓練である2022年後半期「ソアリングイーグル」を暫定延期すると発表しました。
また、同日を航空機だけでなく全般的な安全点検に向けた「ピンセットデー」とし、安全諸般事項を点検するとしました。
今回の事故を受け、韓国軍統合参謀本部は原因特定までこの戦闘機と同型の機体をすべて使用禁止にすると発表しています。