11月 30, 2022 18:59 Asia/Tokyo
  • 中国の習近平国家主席とパレスチナ自治政府のマフムード・アッバース(アーカイブ写真)
    中国の習近平国家主席とパレスチナ自治政府のマフムード・アッバース(アーカイブ写真)

中国の習近平国家主席は、同国がパレスチナの人々の権利回復を常に支持していると表明しました。

中国は、大半の西側諸国とは対照的に、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムを首都としたパレスチナ独立国家の樹立を支持しており、パレスチナの自治政府や各組織とも良好な関係を築いて、これらの組織へ資金・精神の両面で支援を行っています。

中国・新華社通信によりますと、習近平国家主席は29日のパレスチナ人民連帯国際デーにちなんだ国連総会の開催に祝意を表明し、「パレスチナ問題は西アジアの最も核心的な問題だ」とするメッセージを出しました。

習氏はその中でさらに、「中国は常に、パレスチナ人の権利回復と平和的な交渉、和平の確立にむけてパレスチナの人々を支持している」と強調しました。

一方、中国の張軍国連大使も28日の安保理会合で、占領下にあるパレスチナの状況について警告し、「中国は、パレスチナ領土内での深刻な安全状況について深く憂慮している」と述べました。

張大使はその上で、「国連の統計によれば、2022年はパレスチナのヨルダン川西岸で2005年以降最多の死者が出た年となっている」とし、「中国は、民間人に対するあらゆる攻撃を非難し、子どもの権利の侵害を糾弾する」と述べました。

 


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