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中国では、新型コロナウイルス感染者が増加していた北京、広州、重慶などの多くの大都市で制限が解かれて生活が通常に戻ることに、市民らが喜びを見せています。

中国当局は、国内でコロナウイルス感染が再拡大したことから、さらなる感染拡大を防ぐために、厳格な検疫や封鎖･隔離措置、大規模なPCR検査、および旅行・移動制限措置を実施していました。

しかし最近、こうした非常に厳しい措置が中国市民の間に不満を生み出し、彼らが抗議行動にでたことで、中国政府もこれらの制限の一部を解除しました。

中国の英字新聞・チャイナデイリーによりますと、同国首都の北京では今月5日から、バスや地下鉄を含む公共交通機関で行わていた乗車48時間以上前にコロナウイルスの検査を受けていない人に対する厳格な措置が撤廃されることになりました。また、四川省など中国の他の省でも、同様に制限が撤廃される見通しです。

中国国家衛生健康委員会は、2日金曜の最新報告の中で、「国内で過去24時間に3万4,980件のコロナの新規感染が確認された。また、コロナ流行が始まって以来、現在までに国内で5,233人が死亡しており、累計感染者数は32万7,964人となっている」と発表しています。

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