地球に近い新たな惑星が発見
3月 09, 2023 17:14 Asia/Tokyo
地球に近い新たな惑星が、このほど中国の観測所により発見されました。
中国・新華社通信によりますと、中国科学アカデミー新疆天文台は「当天文台の南山観測所の1メートル広視野光学望遠鏡により、1個の地球近傍小惑星が確認された」と発表しました。
この小惑星は、国際天文学連合小惑星センターから認定されるとともに、「2023 DB2」という仮名がつけられました。
中国科学院新疆天文台光学天文・技術応用研究室の責任者は、「2023 DB2の絶対等級は21.76等で、同小惑星と地球軌道の最短距離は3000万キロメートル以上あり、地球と月の間の距離の約80倍である」としています。
今回の発見は、中国科学院新疆天文台とアマチュア天文学グループの協力の結果とされています。
中国の研究者らの話では、このグループのさらなる協力により、天体に関するさらなる秘密が明らかになる可能性があるとされています。