韓国ソウルで、米韓合同演習に反対するデモ実施

韓国ソウル市内にある大統領府近辺で、多数の市民らが反米デモを実施しました。

ファールス通信によりますと、このデモは１２日日曜に実施されました。

CGTN中国中央テレビのウェブサイトによりますと、このデモは今月１３日から２３日にかけて予定されている米韓合同軍事演習への抗議として行われたものです。

ユン・ソクヨル韓国大統領は今月１０日、アメリカとの協力により北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対する韓国の抑止力の強化を約束していました。また、「韓国はアメリカとの合同軍事演習を強化するだろう｣と述べています。

韓国市民は、そのような大規模な演習の実施は直接紛争につながることを懸念しています。

これに先立ち、北朝鮮外務省は国連に対し、地域の緊張を煽る米韓合同軍事演習の即時停止を促すよう求めました。北朝鮮は、侵略的な本質を持つこれらの演習に対し国連が沈黙していることは、遺憾である」と表明しています。

こうした警告が出されたのは、アメリカと韓国の当局者がソウルでの共同記者会見で、北朝鮮からの脅威に対処するための11日間の軍事演習を開始すると発表した後のことです。

韓国の報道各社は最近、米韓合同空軍演習を「北朝鮮の軍事的脅威に対する米軍の力の顕示」だとしました。

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