May 23, 2023 18:01 Asia/Tokyo
  • 中国外務省の華春瑩報道官
    中国外務省の華春瑩報道官

中国外務省の華春瑩報道官はツイッターへの投稿で、先日のG7サミットが中国をけん制する内容の首脳声明を発表したことについて、「国際法に違反しながら中国を脅威と呼び、世界を騙すことはできない」と批判しました。

華氏はこの中で、「中国が脅威であるならば、主権国家に戦争を仕掛け、他国の合法的な政府を転覆させ、多国間協定から離脱し、他国にサプライチェーンの切断を迫るG7加盟国の一部は何なのだろうか?」とし、米国を暗に批判しました。

そして、「現実の世界は(G7が唱える中国脅威論に)洗脳されたり騙されたりすることはない」としました。

華氏はさらに、パリ協定、ユネスコ、INF・中距離核戦力全廃条約、オープンスカイズ条約など、近年米国が離脱した国際協定を図で示しました。

G7サミットをめぐっては、中国の孫衛東・外務次官が21日、サミットで中国や台湾の問題が取り上げられたことについて、日本の垂秀夫駐中国大使を呼び出し、中国への内政干渉だとして抗議しています。

 


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