飛行中のアシアナ機で客が非常扉開け、逮捕

26日に飛行中のアシアナ航空機で客が非常扉を開けた事件で、韓国警察はこの客が「早く降りたかった」などと理由を供述したと発表しました。

韓国アシアナ航空のエアバスA321-200型機は26日、200人近い客を乗せてソウルの南東約240キロに位置する大邱国際空港に向かって上空200メートルを飛行していたところ、30代の男が自力で非常扉を開けました。

着陸後、男は大邱警察に連行されて取り調べを受け、「最近失業してストレスを感じていた」と供述したということです。

警察はAFP通信の取材に、「男はフライトが思っていたより長時間で、機内で息苦しさを感じていた」「一刻も早く降りたいと思ったようだ」と語りました。

男には航空安全法違反の容疑が掛けられており、有罪になれば10年以下の懲役刑となります。

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