杭州アジア大会に、ロシア・ベラルーシから選手500人が参加へ
7月 09, 2023 18:58 Asia/Tokyo
OCA・アジアオリンピック評議会は、9月に中国・杭州で開かれるアジア大会に、ロシアとベラルーシから選手およそ500人が参加する見通しだと明らかにしました。
IOC・国際オリンピック委員会やその他の国際および欧州スポーツ機関は、ロシアとベラルーシの選手の国際大会への出場を禁止しています。
IOCは、来年のパリ五輪について、ロシアとベラルーシの選手を「中立資格」で参加させる可能性について検討を進めています。
イルナー通信によりますと、OCAは、ロシアとベラルーシの選手について、パリ五輪への参加資格獲得を支援するため、両国から合わせて500人程度の選手を杭州アジア大会に参加させるとしました。
これらの選手は、国旗など国を象徴するものを掲げないことを条件に、個人競技のみ参加が認められ、メダルも授与されないということです。
IOCは今年1月、伊ミラノとコルティナダンペッツォで開かれる2026年冬季五輪へのロシアおよびベラルーシの選手の参加に向けたロードマップを策定しました。
杭州アジア大会は当初、昨年の開催予定でしたが、中国国内で新型コロナウイルスの制限措置が発動されたため、今年の9月に延期されました。
同大会は9月23日から10月8日までの日程で開催されます。