韓国軍「北の長距離弾道ミサイルは1千キロ飛行し日本海上に落下」
7月 12, 2023 15:49 Asia/Tokyo
韓国軍が、北朝鮮が日本海(韓国側呼称;東海)に向け弾道ミサイルを発射したことを明らかにしました。
ヨンハプ通信によりますと、韓国軍合同参謀本部は12日水曜、北朝鮮が現地時間の同日10時ごろ、首都ピョンヤン付近から朝鮮半島東の日本海上に向け長距離弾道ミサイル1発を発射したと表明しました。
また、このミサイルが高角度で発射され、約1000キロを飛行し日本海上に落下したとしています。
同参謀本部はさらに「北の長距離弾道ミサイル発射は朝鮮半島はもちろん国際社会の平和と安定を害する重大な挑発行為で、国連安保理決議に明白に違反する」と強く非難し、弾道ミサイル発射を中止するよう求めました。
なお、韓国側は、北朝鮮の弾道ミサイル発射は先月15日以来で、ICBM大陸間弾道ミサイルだった場合、「火星18」を発射した4月13日以来となる、との見解を示しています。
北朝鮮は常に、アメリカとその同盟国による地域での合同軍事演習を、地域の安定と平和をかく乱するものだとみなし、特にアメリカが北朝鮮に対する敵対行為を止めない限り、自らの核・ミサイル計画を続行すると表明しています。