北朝鮮が短距離ミサイル2発を発射、キム総書記の訪露中に
9月 13, 2023 15:48 Asia/Tokyo
北朝鮮が、同国の首都ピョンヤン・スナン付近から弾道ミサイルとみられる物2発を発射した模様です。
韓国ヨンハプ通信によりますと、韓国軍合同参謀本部は13日水曜、北朝鮮が現地時間の同日午前、朝鮮半島東側の日本海(韓国側名称;東海)上に向けて弾道ミサイルを発射したと発表しました。
北朝鮮が弾道ミサイルを発射したのは、先月30日に短距離弾道ミサイル2発を発射して以来となり、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記がロシアを訪問している中でのことです。
キム氏は、13日午後には極東アムール州のボストーチヌイ宇宙基地でプーチン大統領と首脳会談を行う見通しです。
複数の日本政府関係者によりますと、北朝鮮が発射したとみられるこれらの飛翔体はいずれも日本のEEZ=排他的経済水域の外側に落下したとみられ、航空機や船舶への被害は確認されていないということです。
これに関して、岸田首相は「情報収集や分析に全力をあげるとともに、不測の事態に備え万全の姿勢をとる」と語りました。
北朝鮮は常に、アメリカとその同盟国による地域での合同軍事演習を、地域の安定と安全を乱すものだとしています。
また、「アメリカが我が国に対する敵対行為を止めない限り、自らの核・ミサイル計画を続行する」と表明しています。
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