韓国最大野党代表が襲撃され病院搬送、容疑者は取り押さえられる

韓国ヨンハプ通信によりますと、韓国の革新系最大野党「共に民主党」の李在明（イ・ジェミョン）代表が、訪問先の南部・釜山で襲撃され、病院に搬送されました。

韓国・ヨンハプ通信によりますと、李氏は釜山沖にある加徳島の新空港建設予定地を視察し、記者団の質問に答えていた現地時間の２日火曜午前１０時２７分ごろ、身元不明の男に襲撃され、首の左側から血を流して倒れました。

約２０分後の１０時４７分に救急車が到着し、李氏は意識がある状態で病院に搬送されました。

50～60代とみられる加害者の男は現場で取り押さえられ、逮捕されています。

支持者を装って李氏の近くにいたこの男は、青い紙の王冠をかぶって、長さ30センチほどの凶器を手に李代表のもとに駆け寄り、首の左後方を攻撃しました。

韓国大統領報道官によりますと、尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領は今回の事件について「あってはならないことだ」と述べ、深い懸念を表明しました。

なお、李氏は2022年韓国大統領選挙で「共に民主党」から出馬しています。

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