ロシア外相が、中国に対するアメリカの内政干渉を批判
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ロシアのラブロフ外相が、香港の「国家安全法」案をめぐり、米国が中国に圧力をかけているのは内政干渉だとして批判しました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
May 27, 2020 16:07 Asia/Tokyo
  • ロシアのラブロフ外相
    ロシアのラブロフ外相

ロシアのラブロフ外相が、香港の「国家安全法」案をめぐり、米国が中国に圧力をかけているのは内政干渉だとして批判しました。

ロシア・スプートニク通信によりますと、ラブロフ外相は26日火曜、中国に対する米国の内政干渉を批判し、「香港への国家安全法導入に関して中国と香港に制裁を科すなどという考えは、米国の対外信用を失墜させるものだ」と述べました。

また、「現在、香港に関して米国が大言壮語している諸問題は、中国の内政の範囲内にある。米国がこの問題に関して中国への制裁を工作することは、あらゆる問題をめぐる米国と他国の協議に有効に働くとは思えない」としました。

さらに、「中国に関する米国の発言内容は前代未聞だが、我々にとっては驚くに値しない」と語りました。

ポンペオ米国務長官は最近、香港情勢に関する報告を米議会に提出し、その中で中国を脅迫しました。

また今月22日には、内政干渉的な声明を発表し、中国全国人民代表大会(全人代)で「香港国家安全法」の制定方針が採択されたことを批判し、「米国は、国家安全法を香港に押し付けようとする横暴かつ敵対的な中国の提案を非難する」と発言していました。

しかし、香港のキャリー・ラム行政長官は香港で新たな騒乱発生をもくろむ米政府関係者の挑発的な発言に反論し、「新たな国家安全保障法案の可決が、香港の司法面での独立性に支障をきたすことはない」と語りました。

 

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