中国中央軍事委員会が、軍内部での新型コロナワクチンの使用に合意

中国中央軍事委員会が軍に対し、同国のカンシノ・バイオロジクス（康希諾生物）社が開発している新型コロナウイルス用ワクチンの一種を使用する許可を出しました。

イルナー通信によりますと、中央軍事委員会は30日火曜、このワクチンは中国軍事科学院で製造され、その後いくつかの臨床試験を行い、安全性が確認されたことを明らかにしました。

カンシノ・バイオロジクス社と軍事科学院は、「このワクチンは最も重要かつ最良のワクチンのひとつであり、中国内外に向けて新型コロナウイルス感染症の治療を目的に製造され、カナダでの人体への治験も認可された」と発表しています。

中国ではこれまでに8万3450人が新型コロナウイルスに感染し、このうち4634人が亡くなっています。

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