韓国外相、「韓日間の立場の違いは大、輸出規制が最大の問題」
(last modified Thu, 02 Jul 2020 10:57:34 GMT )
7月 02, 2020 19:57 Asia/Tokyo
  • 康外相
    康外相

韓国の康京和(カン・ギョンファ外相は、「日本の強制徴用問題や輸出規制などを巡る韓国と日本の間の立場の違いが非常に大きい」との認識を示しました。

韓国・ヨンハプ通信がソウルから報じたところによりますと、康外相は2日木曜、ソウルの外務省庁舎で行った記者会見で、韓日関係に関する質疑に対し、「韓日間の隔たりが大きい。基本的に大法院(最高裁)の強制徴用判決に対する不満から不当に行われた(日本の)輸出規制措置が最大の問題だ」と語っています。

また、輸出規制の’撤回により、昨年7月1日以前の状態に戻すべきだという一貫した立場を示すとともに、「大法院の判決が尊重されなければならず、被害者の権利も行使されるべきだ」と述べました。

さらに「日本とは両国政府間の対話を通じて隔たりを埋める努力をしている」とする一方で、「対話を通じて互いに対する理解を深めたと考えるが、立場の違いが非常に大きい状況であり、輸出規制問題も解決されていない」としています。

そして、韓日軍事情報包括保護協定GSOMIA)の再延長に関する質問に対しては「政府はいつでも終了する権限を維持するという前提のもと、日本の輸出規制など様々な動向を分析しながら我々の立場を整理していく」とのコメントにとどめました。

 

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