7月 09, 2020 18:45 Asia/Tokyo
  • 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領
    韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領

韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は9日木曜、「われわれは日本とは違う道を歩む」としながら、「危機を機会ととらえ、世界の最先端素材・部品・装備(装置や設備)大国へと飛躍する」と展望を述べました。

韓国のヨンハプ通信によりますと、日本が対韓輸出規制を強化する措置を取って以降、韓国は素材・部品・装備分野の強化に取り組んできました。文大統領は、「日本の輸出規制措置が1年続いているが、これまで生産への支障は1件もなく、危機をしっかり克服できた」と評価し、「K(韓国)防疫が世界標準になったように、素材・部品・装備産業でも世界をリードしていかなければならない」と呼び掛けました。

また、これまでの成果を土台に守りの姿勢から飛躍へと政策を転換し、最先端産業で「世界の工場」を目指すと強調し、ポストコロナ時代には国際分業構造の安定と自由貿易の維持が重要な価値になるとの見方を示しました。

その上で韓国は「製造業の堅固な基盤と世界的な情報通信技術(ICT)革新インフラを備えており、何より防疫の成功により、世界で最も安全な投資先であることを立証した」としながら、「これからは連帯と協力の精神で世界を先導していかなければならない」と語りました。

 

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