北朝鮮、「国内にコロナ感染者は1人もいない」
7月 30, 2020 12:23 Asia/Tokyo
北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」が、同国では依然として新型コロナウイルスの感染は1件も確認されていないと報じました。
労働新聞は、「これまでわが国では新型コロナウイルスの感染者は1人も発生していない。しかし今後慢性的に注意を怠り、何もしなければ、想像もつかない、取り返しのつかない致命的な危機の原因となる恐れがある」と指摘しています。
北朝鮮は26日日曜、3年前に韓国に脱走した人物が19日に再び南北非武装地帯(DMZ)を越え不法入国し、ケソン(開城)市で拘束され、かつ新型コロナウイルスに感染していたことを発表しました。検査では「不確定な結果」が出たとしており、この脱走者は厳格な隔離状態に置かれ、当局は現在、この人物と接触した人々を洗い出しています。
北朝鮮の金正恩国務委員長は、南北国境のケソン市を閉鎖し、該当地域に警戒態勢を発令しました。
一方、韓国メディアは、北朝鮮にコロナウイルス感染者がいないとする労働新聞の報道が、ケソンで拘束されている脱北者が罹患していなかったと伝えたいのか、あるいは「持込み」ケースは考慮しないという方針を示すのか、判断がつかないとしています。
この脱北者は「キム」という姓の20-30歳の男で、知人女性への暴行容疑で逮捕状がでていました。北朝鮮に戻ったのは、逮捕を恐れたためとみられています。
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