強制動員被害者の苦難を記録 韓国市民団体が自叙伝出版を推進
8月 12, 2020 14:47 Asia/Tokyo
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2018年11月 韓国大法院は三菱重工に賠償を命じる判決を出した
日本による強制動員被害者らを支援する韓国の市民団体「勤労挺身隊ハルモニ(おばあさん)とともにする市民の集まり」は12日水曜、被害者の女性の人生を記録した自叙伝の出版を進めていると明らかにしました。
韓国ヨンハプ通信が光州から報じたところによりますと、10代の少女だった強制動員被害者らは「日本に行けばよい学校に通える」という言葉にだまされ、軍需物資の生産工場などで強制的に働かされました。
終戦後、故郷に戻っても日本から帰ってきたと後ろ指を指され、家庭が破綻するなど過酷な試練が待ち受けていたということです。
「市民の集まり」は昨年から出版社とともに強制動員被害者と面談し、これまでの生活を記録してきました。
梁錦徳(ヤン・グムドク)さんと金性珠(キム・ソンジュ)さんは1944年5月末に三菱重工業名古屋航空機製作所に動員されました。日本で起こした訴訟で敗訴した後、韓国で再び訴訟を起こし、大法院(最高裁)は2018年11月に同社に賠償を命じる判決を言い渡しました。
金正珠(キム・ジョンジュ)さんは金性珠さんの妹で、小学校の卒業を控えた1945年2月、不二越の富山工場に動員されました。日本での訴訟では敗訴し、韓国で13年に起こした訴訟の大法院判決を待っているということです。
「市民の集まり」の関係者は「存命の被害者があまり残っていない中、自叙伝は日本の蛮行を告発し、被害者の苦難に満ちた名誉回復闘争を知る重要な記録になる」と説明しました。
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