中国の人民元、今後10年で世界第3位の基軸通貨となる可能性
9月 05, 2020 19:16 Asia/Tokyo
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中国の人民元
中国の人民元が、今後10年でドルとユーロに次ぐ世界第3位の基軸通貨になる可能性があります。
米CNBCが、米モルガン・スタンレーのアナリストの予測を引用して報じたところによりますと、中国経済への投資が拡大していることから、人民元の需要は高まっています。
現在、人民元は世界の外貨準備高のわずか2%に過ぎませんが、2030年までにはその割合は5〜10%に上昇し、日本円や英ポンドの水準を上回る可能性があります。
近年、世界各国の中央銀行が人民元を外貨準備の一部として保有するケースが増えています。2018年には人民元を保有する中央銀行の割合は60%でしたが、2019年には70%に増加しています。
さらにアナリストは、人民元は2021年末までに1ドル=6.6元に達するとの予想を示しています。人民元は4日金曜の時点で、1ドルあたり6.85元で取引が行われています。
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