中国が、世界貿易機関で米に抗議
10月 06, 2020 16:55 Asia/Tokyo
中国がWTO世界貿易機関において、アメリカの理不尽で横暴な経済政策を批判しました。
香港の英字新聞サウスチャイナモーニングポストによりますと、中国はWTOの非公開会合において、TikTokやWeChatといった中国の複数のアプリケーション配信を禁じたアメリカとインドを、貿易法違反であると非難しました。
TikTokは今年8月、トランプ米大統領の命令により安全面への懸念を口実に米国内での配信を初めて禁止された後、同政権に抗議しています。
中国政府はTikTokを所有するバイトダンス社の措置を支持し、外国企業のシステム経済に損害を与えるとして米政府を避難しました。
中国は今月2日金曜にも、「米国は最近の措置により、WTOの規則、また国際貿易制度の原則と目的を侵害した」と表明しています。
トランプ大統領は、中国とバイトダンス社に経済的圧力をかけ続ける中で、TikTokを米国企業に売却すれば米市場での配信が可能になるとしました。
しかし中国政府は、同社が強制的に米国内の事業を売却させられることに反対しています。
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