アゼルバイジャン、「アルメニアが停戦違反」
10月 19, 2020 17:25 Asia/Tokyo
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アゼルバイジャンが非難「アルメニアが停戦違反」
アゼルバイジャン大統領補佐官が、ナゴルノ・カラバフでの停戦合意に違反したとして、アルメニアを非難しました。
IRIB通信によりますと、アゼルバイジャンのヒクメット・ハジエフ外交担当大統領補佐官は19日月曜、「アルメニアはロシアの仲介で成立した停戦を守っていない。スカットミサイルでわが国第2の都市ギャンジェと1日におよそ2000人の民間人を攻撃している」と述べました。
また、「OSCE欧州安全保障協力機構ミンスク・グループの一部メンバー国は、アルメニアに肩入れしている」と語りました。
そして、アルメニアによる弾道ミサイルの使用に懸念を示し、「アルメニアは、大量虐殺やアゼルバイジャンの文化遺産の破壊に訴えている。アルメニアがこの種の兵器を獲得するのを阻止すべきだ」としています。
先月27日、アゼルバイジャン領内にあるアルメニアの実効支配地ナゴルノ・カラバフで両国の衝突が再燃しました。
ロシアの仲介により、同国モスクワでアルメニアとアゼルバイジャン外相を交えた三者協議の結果、停戦合意が今月10日正午から発効したにもかかわらず、この停戦は何度も破られています。
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