12月 12, 2020 15:18 Asia/Tokyo
  • オサマ・ビンラディンの最高幹部とされるアデル・アブデル・バリー氏
    オサマ・ビンラディンの最高幹部とされるアデル・アブデル・バリー氏

国際テロ組織「アルカイダ」創設者の銃殺された故オサマ・ビンラディンの最高幹部とされるアデル・アブデル・バリー氏(60)が、イギリスで安穏と生活していることが明らかになりました。

アデル・アブデル・バリー氏は、ヨーロッパでは故ビンラディン容疑者のスポークスマンとして知られ、コロナを口実に本来の刑期より早くアメリカの刑務所から釈放され、同国ニュージャージーからイギリスに渡航しています。

そして現在は、妻ラガーとともに英ロンドン北西部の高級住宅街にある100万ポンド相当の高級マンションに暮らしています。

アブデル・バリー氏は1991年、エジプトからイギリスに逃れ、1998年にはケニアとタンザニアにあるアメリカ大使館の爆弾テロにより224人を殺害しました。

2012年にはアメリカに移送され、25年の禁固刑に服していましたが、最近肥満と新型コロナウイルス感染を理由に釈放されています。

このように、このアルカイダ最高幹部がアメリカの刑務所から釈放され、そしてイギリスがこの人物を受け入れていることは、熟考すべき大きな疑問です。

アメリカとイギリスは、1979年のイランイスラム革命の勝利後、数千人のイラン国民や世界の多数のイスラム教徒の殺害に関与していた反イラン組織MKOモナーフェギンを含む、複数のテロ組織の安全な避難場所(拠点)と化しています。

民主主義や人権擁護を主張する西側諸国は、タクフィール派テロ組織をも支援しています。

 

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