国連が、ミャンマー軍幹部らの裁判を要求
(last modified Mon, 01 Feb 2021 09:48:17 GMT )
2月 01, 2021 18:48 Asia/Tokyo
  • ミャンマー軍幹部らによりの大量虐殺やロヒンギャ族イスラム教徒の弾圧
    ミャンマー軍幹部らによりの大量虐殺やロヒンギャ族イスラム教徒の弾圧

国連が、大量虐殺やロヒンギャ族イスラム教徒の弾圧を罪状として、ミャンマー当局者らの裁判を要求しました。

ロイター通信によりますと、国連の調査関係者は、ミャンマー軍は「大量虐殺の意図」を持ってイスラム教徒であるロヒンギャ族の大量殺戮と集団暴行を強行しており、これらの凶悪な犯罪について同国陸軍最高司令官および5人の司令官が国際法に基づいて裁判にかけられる必要がある、と述べています。

国連の専門家はその報告の中で、SNS大手フェイスブックを通じた暴力と嫌悪感の扇動を許したとして、このメディアを強く批判しました。

フェイスブックはこれに反論し、国連が人権侵害を犯しているとした20人のミャンマーの政府高官と同国機関のアカウントをブロックしたまでである、と主張しています。

また、ミャンマーの文人指導者でノーベル平和賞を受賞したアウン・サン・スー・チー氏が、民間人保護のために彼女の道徳的立場を活用しなかったことを非難しました。

2017年には、100万人以上のロヒンギャ族のイスラム教徒が、ミャンマー西部ラカイン州での軍隊と過激派仏教徒による虐殺や戦火から逃れ、同国からバングラデシュに避難し、現在も国境に設営されたキャンプに身を寄せています。

ロヒンギャ族イスラム教徒に対する残忍な攻撃とバングラデシュへの追放を受け、国連はミャンマー軍を民族浄化とイスラム教徒の大量虐殺の主犯だとして、世界で最も悪名高い軍隊だとしています。

 

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