北朝鮮が、故金正日総書記の誕生日を祝い祝賀コンサート
北朝鮮は16日火曜、故金正日総書記の誕生日「光明星節」を祝っています。
北朝鮮のマスコミは、祝賀コンサートが開かれ、メディアは金正恩朝鮮労働党総書記の父親である金正日氏の過去の業績に関する記事を掲載、そして外国からはお祝いの花輪が届いている、と報じています。
北朝鮮の国営メディア朝鮮中央通信は15日、「人民への愛と献身に貫かれた偉大な人生」という見出しで「指導者金正日同志は、人民のために一生を捧げた慈悲深い父親であった。 『人民を天のごとく見なす』が同氏の生涯の座右の銘であった」と報じました。
朝鮮中央通信と朝鮮労働党機関紙・労働新聞は金正日氏の生前の業績として「自衛的な国防力強化」などを挙げ、金正恩氏に忠誠を誓い、1月の第8回党大会と2月の党中央委員会総会で下した決定を実行するよう呼び掛けました。
また韓国・ヨンハプ通信は、北朝鮮の朝鮮中央放送が、北朝鮮の金正恩総書記が16日、父の故金正日総書記の誕生日(光明星節)を迎え、正日氏の遺体が安置されている平壌の錦繍山太陽宮殿を参拝した、と報じました。この参拝には党政治局の常務委員や委員、候補委員、党中央指導機関の幹部らが同行しました。
金正恩総書記は最高指導者に就任して以来毎年、正日氏の誕生日に合わせて同宮殿を参拝していますが、昨年は新型コロナウイルスの感染防止のため防疫を強化した中、随行人数を減らして参拝を行っていました。
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