モンゴルで黄砂により6人が死亡、80人以上が行方不明
3月 15, 2021 18:37 Asia/Tokyo
モンゴル政府当局が、同国内で黄砂により6人が死亡し、ほか80人以上が行方不明になっていることを明らかにしました。
イルナー通信によりますと、この黄砂で農牧業者5名と子供1名が死亡したということです。
地元メディアはまた、モンゴル西部の一部の地域で、砂嵐のため最近広範囲で停電が発生したことを明らかにしました。
モンゴルに隣接した 中国で10年ぶりの大規模な黄砂が発生し、同国首都北京は15日月曜、大量の黄砂が漂い視界不良となりました。
北京中心部では、高層ビルの最上部がほとんど見えず、街中の通行人は顔や頭を覆っての通行となっています。
北京の国際空港では欠航が相次ぎ、正午(日本時間午後1時)時点で約20%の便が欠航しています。
気象当局によりますと、黄砂は内モンゴル自治区から甘粛省、山西省、北京市を取り囲むように位置する河北省に広がっているということです。
中国は例年3月から4月にかけて、ゴビ砂漠などの砂が強風で巻き上げられ広範囲に広がる黄砂に見舞われることが多くなっています。
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