北朝鮮関連の安保理会議会合が、成果なく終了
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安保理会議
北朝鮮の最近のミサイル活動に関する国連安保理の30分間の非公開会合が、声明発表や具体的措置なしに終了しました。
AP通信によりますと、安保理は、この数週間における北朝鮮の軍事活動の活発化、および数発の短距離弾道ミサイルの発射を受け、30日水曜に北朝鮮情勢に関する非公開の会合を開催しました。
この会合に参加したある外交官は、「安保理メンバー国の過半数は、北朝鮮による弾道ミサイルの発射が再び行われることに懸念を表明し、改めて同国の核軍縮を求めた」と主張しています。
消息筋によりますと、安保理参加国の大半は北朝鮮による弾道ミサイル発射実験が安保理決議に違反するほか、平和と国際的な安全保障に対する脅威にあたるとして批判し、また参加国はいずれも対話と交渉により北朝鮮問題を解決する必要性を指摘したということです。
一方で、参加国からは制裁が北朝鮮の人道的状況に与える破滅的な影響を懸念する声も上がりました。
また別の消息筋は、参加国の大半は北朝鮮によるミサイル発射実験に懸念を示しており、北朝鮮半島の検証可能で不可逆的な完全非核化を達成することが目的だとしています。
この会議の開催を前に、北朝鮮外務省のチョ・チョルス国際機構局長は「安保理は自らの権限の範囲を逸脱し、二面性のある矛盾した行動をとっている」と語っていました。
米国と安保理のその他の理事国は、2006年の北朝鮮の最初の核実験以来、数回にわたり同国に制裁を課しています。
制裁にもかかわらず、北朝鮮は地域での米軍駐留の脅威への対抗を目的とした軍事力の強化を強調しています。
北朝鮮はまた、「米が北朝鮮政権打倒という敵対的政策を止めるまでは、ミサイルと核計画から後退しないつもりだ」と表明しています。
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