バングラデシュの食品工場で火災発生、52人が死亡
(last modified Sat, 10 Jul 2021 07:05:23 GMT )
7月 10, 2021 16:05 Asia/Tokyo

バングラデシュの首都ダッカ近郊にある食品工場で火災が発生し、これまでに作業員52人が死亡しました。

地元メディアが、現地の消防当局の報告として報じたところによりますと、バングラデシュ首都ダッカから20キロ余り離れた食品工場で今月8日夕方、火災が発生しましたが、消防当局による懸命な消火作業の結果、9日金曜に鎮火しました。

消防当局によりますと、火災が発生した6階建ての建物を捜索した結果、4階部分から多くの遺体が見つかり、これまでに52人の死亡が確認され、建物から飛び降りるなどして50人が負傷したということです。

複数の地元メディアは、消防がまだ逃げ遅れた人がいるとみて捜索を続けており、今後、死者がさらに増える可能性があると報じています。

なお、正確な火災発生原因についてはまだ判明していませんが、1階部分から出火して工場内にあった油やプラスチックなどに引火し、短時間で燃え広がったということです。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

http://urmedium.com/c/japaneseradio