北朝鮮メディアが韓米演習を前に警告、「戦争演習と平和は両立しない」
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北朝鮮と韓国の国旗
北朝鮮の韓国向け宣伝用ウェブサイト「わが民族同士」が、8月に予定された韓米合同軍事演習を前に、韓国軍に警告を発し、「このような演習と平和は両立しない」としました。
韓国・ヨンハプ通信がソウルから報じたところによりますと、同サイトこの警告を発した中で、韓国と米国は8月に合同演習を行うと予想されています。
韓国国防省はこれに先立ち、これらの同盟国が毎年夏の演習の開催の時期と方法について協議中である、と表明していました。
同サイトは13日火曜、「今の朝鮮半島情勢が不安定なのは、外部勢力と結託した南朝鮮(韓国)軍部の好戦狂たちの無分別な軍事的対決策動に全面的に起因する」としながら、「戦争演習、武力増強策動と平和は絶対に両立し得ない」と強調しています。
さらに、今年3月の韓米合同軍事演習と最近の最新鋭兵器配備の動きに言及し、韓国が演習実施を完全に決定した、としました。
北朝鮮が新たに開設した宣伝ウェブサイト「メアリ」も、新型コロナウイルスの世界的流行の最中での韓国による軍隊強化を批判しています。
このウェブサイトはまた、「この致命的なウイルスの急速な蔓延拡大に苦しむ人々の生活を無視して、韓国はその軍隊に高度な武器を装備するために多額の税金を使った」と報じました。
北朝鮮は、北朝鮮を攻撃する演習として米韓軍事演習を繰り返し非難し、米国に敵対的な政策の停止を求めてきました。
しかし、これらの両同盟国は、彼らの演習が防衛的な本質を有していると主張しています。
北朝鮮がこれまで、韓米合同軍事演習の中止を求め続けてきたため、8月の演習実施の有無とその規模が当面の南北・米朝関係に影響を与えるとの見方もなされています。
なお、韓国情報機関・国家情報院(国情院)のシンクタンク、国家安保戦略研究院は先に、8月の合同演習が正常な規模で実施される場合、北朝鮮が「技術面で試験発射の必要がある固体燃料使用の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を発射する可能性がある」との見通しを示しています。
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